引っ掛け問題ではありませんが、柔軟な発想が要求されます。
それではスタート!
「連立方程式」と聞くと、「とっても難しい数学」というイメージがしますよね?
しかし実は、連立方程式って「小学校の算数」だけで解くことができるんです!
ここでは A, B, C, Dの4つの未知数を求める、四元連立方程式を出題します。
(※ "四次"方程式ではありません。四次方程式は、未知数が4乗になっている数式で、解くためには理系大学入試レベルの数学力が必要です。)
ここで出題する問題では、もちろん解くための高度な数学など必要ありません。頭の体操として、久々に普段眠っている脳を叩き起こしてみましょう!
小学校高学年以上の家族が居る人は、お互いに解くまでの時間を競っても、面白いと思いますよ^^
引っ掛け問題ではありませんが、柔軟な発想が要求されます。
それではスタート!
問:以下のA, B, C, Dには、それぞれ異なった値が入ります。さて、A, B, C, Dの値はいくつでしょうか?
A+B=C
D−C=A
A×B=D
D−B=B
※ 問題の難易度を変更しました。詳細はコチラを参照ください。
こういった算数パズルを解くことは、脳内の普段使っていないニューロン(神経細胞)を活性化させ、ボケ防止や思考力のアップに大きな効果があると言われています。
チラシの裏と鉛筆を準備し、ぜひチャレンジしてみてください^^
「問題に正解すること」が重要なのではなく、「問題を解くために一生懸命に考えること」が、脳にとても良いんですよ!
分からなくても諦めないで、最低15分間ぐらいは必死に考えを巡らせましょう。(なお、次の章で考え方のヒントをご紹介します。)
さて、「15分間考えてはみたものの、全然分からないよ〜」という人のためのヒントコーナーです。
複数のヒントが順に並んでいるため、自力で解けるところまで進んだら、続きはヒントを見ないでやってみましょう!
上述の内容を繰り返しますが、「問題に正解すること」よりも「一生懸命に考えること」の方が、より脳が活性化するんですから^^
まずは、「D−B=B」に注目します。 「DからBを引いた数がB」だということは、「BにBを足した数がD」ということになります。 つまり、「Bが2つでD」ということです! 式にするとこういうことになります。 D−B=B → B+B=D → 2×B=D
いかがでしょうか?ピンっ!と閃きましたか?^^
次のヒントを読む前に、もう少し考えてみてください。
次に、「A×B=D」に注目します。
え、ヒント2ってこれだけ?!と思うかもしれませんが、その通りです^^
先ほどのヒント1と合わせてお考えください。
ヒント2で注目した「A×B=D」の式と、 ヒント1で出てきた「2×B=D」の式を比べてみましょう。 A×B=D 2×B=D ・・・すると、何か見えてきますよね?^^ そうです。 上下の式を比較し「A=2」ということが求められました!
これは大きなヒントですね!(というか、正解の一部です^^)
この調子でどんどんと解いていきましょう。
フッフッフ、残念でした〜! 本日のヒントはここまでです。
続きのヒント〜正解は明日掲載しますので、ここまでのヒントで問題が解けなかった人は、ぜひ一晩考えてみてください^^
皆さんの脳を活性化するお役に立てましたらば幸いです。
※ 正解を公開しました!→ 四元連立方程式(全ヒント&正解)