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【脳科学の最前線】記憶力アップには磁力が有効なのか?!

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【脳科学の最前線】記憶力アップには磁力が有効なのか?!

「記憶力をアップしたいな〜」と思うことって、結構ありますよね?

記憶力が最も役に立つ例は、何と言っても試験です。学生時代だけではなく社会人になってからも、資格試験・昇進試験などで、記憶力はとっても大切。

記憶力がアップするだけで、人生が大きく飛躍する可能性を秘めています。

そんな、誰しもが願う「記憶力アップ」ですが、この度アメリカの研究チームによって非常に興味深い報告がなされました。

なんと「磁力で脳の特定部位を刺激すると 記憶力が大幅にアップする」というのです!

・・・一体どういうことなんでしょうか?

【脳科学の最前線】記憶力アップには磁力が有効なのか?!

1.磁力を用いた「連想記憶」に関する研究

米ノースウェスタン大学の研究チームは、「TMS」と呼ばれる装置にて「連想記憶」に関する実験を行いました。(実験対象は16名)

この「TMS」とは、磁力の力で脳内に微弱電流を発生させる医療機械。脳に損傷を与えること無く 脳内のニューロン(神経組織)に刺激を与えることができ、様々な脳に関する調査・精神病治療などに活用されています。

また「連想記憶」とは、例えば "昨日車にのってドライブに出かけた" → "車は白い車で、◯◯君と△△さんと一緒だった" → "みんなでこんな会話をした" というように、「一つの物事から、関連した物事が次々に思い出される記憶」のことです。

※ なお「多くのことをバラバラに覚えるよりも関連付けて覚えた方が、長期間脳の中に記憶が残る」ことは、様々な研究によって以前より明らかにされていました。

脳内の「連想記憶」に関連する部位を探るべく、TMSにて脳の各部位を刺激。

そして、脳の奥深くに位置する「海馬(記憶をつかさどる部位)」と 脳周囲の「皮質」を結ぶ神経の活性状態を、fMRIと呼ばれる装置で確認。

・・・これを繰り返していったところ、対象者全員が左後頭部をTMSで刺激した場合において、最も "海馬と皮質を結ぶ神経" が活性化したとのことです。

2.脳の特定部位を、磁力で刺激し続ける研究

上記の結果を元に更なる研究を進めようと、毎日20分ずつ5日間にかけて、左後頭部をTMSで刺激し続けました。

その後、顔写真20枚と特定の単語を記憶するテストを行ったのですが、・・・なんとTMSで脳を刺激し続けたグループの方が、刺激していないグループに比べ、圧倒的にテストの成績が良かったそうです!

さらに、この記憶力アップ効果は、24時間持続しました。

3.磁力を用いた「連想記憶」に関する研究の今後

研究に参加したジョエル・ボース博士は、

「海馬と皮質の相互作用が連想記憶に重要な役割を果たしていると考えられる。この研究が "初期アルツハイマー病" や "海馬損傷による記憶障害" の治療方法の確立に貢献するだろう」

と述べました。

コンピュータが良い例ですが、当初どんなに大掛かりな装置であったとしても、科学技術の発展は小型化・安価での大量生産を可能にします。

将来TMSが小型化してスマートフォン並の大きさになれば、・・・左後頭部に磁気発生装置をくっ付けて歩くのが、受験生たちの流行スタイルになるかもしれませんね^^

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